シーバス狙い
1.シーバスのシーズン
シーバス(鱸)は、この時期、日本海から宍道湖に入ってきます。
秋になると逆に出ていきます。ということで、5月から7月中旬は
宍道湖に入ってくるシーバスが狙い目です。まだいけるそうです。
松江市内には、シーバス狙いのいろいろなポイントがあります。
昨日お話を伺った方は、とあるポイントで97センチを釣り上げた
ということでした。最近は、なかなか大物が釣れないそうで
それぐらいの大物になると、年に1回程度だそうです。
2.潮による変化
今朝お話を伺った方によると、昨日は潮が中海側から込み潮になった瞬間
あたりが来たそうです。下げ潮の時は、釣れなかったそうですが、
込みになった途端、どんどん釣れだしたということでした。
松江市内の川は、潮の満ち干で流れが変わります。
また、雨が多いと河川から流れ込む水量が増えて塩分濃度が薄まり、
天気が続くと塩分濃度が高まります。塩分濃度が常時変化しています。
また、込み潮の時は中海から流れ込むため、塩分濃度が高まり、
ヒラメのような海の魚が上がって来て、川でもかかるようになります。
逆に下げ潮の時は塩分濃度が薄まり、かからないそうです。
ですから釣りをする場合、潮の流れがとても重要になるようです。
潮流が速くなり過ぎた場合は、それ以上は続けないそうです。
かかっても、流されてしまってあげられなくなってしまうからだそうです。
3.障害物である藻を避ける
また、川釣りで問題なのは、藻だということです。
藻は釣りにとって邪魔者以外の何物でもありません。
藻の中に針を入れてしまうと、エサが魚から見えなくなり、釣れません。
大雨が降ると、この藻が下流に流されてきれいになるそうです。
そうなると藻に邪魔されずに、釣りをすることができるようになります。
このように、いろいろな条件がうまく重なることがポイントのようです。
4.釣れなくても餌を替えてひたすら待つ
良い条件が重なって釣れ出すまでは、じっと何時間でも待ちます。
釣り餌も、たとえずっと釣れなくても、つけっぱなしではなく、
30分おきに取り換えるとのことでした。
もちろん入れ食いの時もあるそうですが、
釣りに必要なことは、じっと忍耐強く待っていることのようです。
聖書の中にも、忍耐に関する記述があります。
主は、やがてこの地上に帰ってこられます。
私たちは、主が来られるのを忍耐強く待ち望みます。
【今日の聖書】
兄弟たち、主が来られるときまで忍耐しなさい。
農夫は、秋の雨と春の雨が降るまで忍耐しながら、
大地の尊い実りを待つのです。
あなたがたも忍耐しなさい。心を固く保ちなさい。
主が来られる時が迫っているからです。
ヤコブの手紙 5章7〜8節