今日のできごと


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2017/12/19(火)



クリスマスの神髄

 1.クリスマスの中心はイエス・キリスト

 クリスマスは、救い主イエス・キリストの降誕をお祝いする時として
 教会では、救い主イエスを送ってくださった神を礼拝し、
 みんなで、イエス・キリストの降誕をお祝いします

 クリスマスの中心は、イエス・キリストです。

 1.1 羊飼いたちはイエス・キリストを探した

 羊飼いたちは、天使が語った救い主のことを人々に語りました。
 話の内容は、救い主のことだったのです。

 その光景を見て、羊飼いたちは、
 この幼子について天使が話してくれたことを人々に知らせた。
 ルカによる福音書 2章17節

 1.2 東方の学者たちはイエス・キリストを探した

 東方の学者たちも、救い主に会いにはるばる東からやって来たのです。
 ヘロデ王でもなければ、皇帝アウグストゥスでもなかったのです。
 王としてお生まれになったイエスに、会いに来たのです。

 イエスは、
 ヘロデ王の時代にユダヤのベツレヘムでお生まれになった。
 そのとき、占星術の学者たちが東の方からエルサレムに来て、言った。
 「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、
  どこにおられますか。
  わたしたちは東方でその方の星を見たので、
  拝みに来たのです。」
 マタイによる福音書 2章1〜2節

 いつでも中心は、イエス・キリストなのです。
 キリストに会うために、夜中に飼い葉おけの赤ちゃんを探し、
 キリストを求めて、はるばる旅をしてやってきたのです。

 2.一般社会ではサンタクロース

 ところが、現在の日本のクリスマスの中心は何かと言えば
 サンタクロースとクリスマスツリーです。
 そしてケーキやチキン、子供たちへのプレゼントにイルミネーションです。

 子どもたちにとっては、サンタクロースからプレゼントをもらう日、
 恋人たちにとってはデートの日、そんな日になってしまっています。
 もはやそうでなければならないかのように、定義づけられてしまっています。

 飾りつけをし御馳走を食べて祝いますが、イエス・キリストが抜けているのです。
 本来中心であるべきイエス・キリストが、見事にすり替えられています。
 サンタクロースもクリスマスツリーも、なくて良いのです。

 イルミネーションや、ケーキやチキンも必須ではありません。
 プレゼントは、神がイエス・キリストを私たちに与えてくださったことに
 ちなみますが、それでもなくてならないものではありません。

 3.イエス・キリストこそ祝うべき唯一の方

 私たちにとって最も必要な方は、罪の赦しと永遠の命を与えてくださる
 イエス・キリストただひとりです。
 この方にこそ焦点を絞って、このお方にこそ心からの礼拝をささげる日、

 それがクリスマスなのです。
 そして忘れてはいけないのは、イエス・キリストがしてくださったことです。
 十字架による罪の赦しと、復活による永遠の命の希望が与えられたことです。

 むすび.降誕を祝う時にこそ十字架と復活を感謝する

 イエス・キリストの降誕をお祝いするときにこそ、同時に、
 イエス・キリストの十字架と復活をも、感謝していきたいと願います。
 私たちは復活のイエス・キリストに、信仰を置いているものだからです。

 【今日の聖書】
 ほかのだれによっても、救いは得られません。
 わたしたちが救われるべき名は、
 天下にこの名のほか、
 人間には与えられていないのです。」
 使徒言行録 4章12節


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