パウロは衰弱していた
パウロがコリントに行った時、パウロの状態は良くありませんでした。
そちらに行ったとき、わたしは衰弱していて、
恐れに取りつかれ、ひどく不安でした。
コリントの信徒への手紙一 2章3節
衰弱し、恐れに取りつかれ、ひどく不安だったと告白しています。
言葉の意味は、以下の通りです。
衰弱:弱さ、無力、病気、患い
恐れ:恐れ,恐怖,恐ろしさ
不安:ふるえ(特に恐怖の)、戦慄、おののき
さすがのパウロも、いつもいつもエネルギッシュで、
力に溢れ、恐れなど微塵も感じさせない態度だったわけではないのです。
衰弱し、恐れ、不安に襲われていました。
パウロには、神の力が何としても必要でした。
恐れを払しょくする、神からの平安が必要でした。
パウロがそうであるなら、私たちも同じです。
私たちにもパウロのように、衰弱し恐れ不安になる時が、やってきます。
パウロはどうやってそれを乗り越えたでしょうか?
神の霊と、神の力によって乗り越えているのです。
【今日の聖書】
わたしの言葉もわたしの宣教も、
知恵にあふれた言葉によらず、
“霊”と力の証明によるものでした。
コリントの信徒への手紙一 2章4節