今日のできごと


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新
2016/10/13(木)


 今日はコミュニケーションについて、教えていただきました。
 話を「きく」という漢字は3つあるといいます。
 「聞く」「聴く」「訊く」の3つです。

 「聞く」は「耳に聞こえてくる」というような、
 受動的な聞き方で、聞こうとしなくても聞こえてくる
 というような聞き方だということです。

 一方「聴く」というのは、十四の心で聴くという具合に
 一生懸命、注意深く聴くという聴き方だと言います。
 それは、単に聞こえるというのではなく、能動的な聴き方です。

 そして最後の「訊く」は、「尋ねる力」だと言います。
 質問を返す訊き方だと言います。
 しかも相手の話の内容に即した、効果的な質問です。

 コミュニケーションは、「聴くこと」と「伝えること」で
 成り立っていますが、聴くことの難しさと、大切さを教えて
 いただきました。

 私たちにとって、最も聞き従わなければならない方は、
 主なる神様です。
 聞き従うことは、あらゆる犠牲や献げものに勝るのです。

 イスラエルの初代の王であるサウル王は、
 聞き従うことにおいて、失敗してしまいました。
 神に聞き従うのでなく、自分の考えで行動してしまいました。

 サムエルは言った。
 「主が喜ばれるのは
  焼き尽くす献げ物やいけにえであろうか。
  むしろ、主の御声に聞き従うことではないか。
  見よ、聞き従うことはいけにえにまさり
  耳を傾けることは雄羊の脂肪にまさる。
 サムエル記上 15章22節

 結局、サムエルから叱責を受け、
 最終的には、命を失うことになってしまうのです。
 王の位は、ダビデに受け継がれていくことになっていくのです。

 【今日の聖書】
 もしわたしが今日あなたたちに命じる戒めに、
 あなたたちがひたすら聞き従い、
 あなたたちの神、主を愛し、
 心を尽くし、魂を尽くして仕えるならば、
 わたしは、その季節季節に、あなたたちの土地に、
 秋の雨と春の雨を降らせる。
 あなたには穀物、新しいぶどう酒、オリーブ油の収穫がある。
 申命記 11章13〜14節


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新