ヤッファの革なめし職人のシモン
ヤッファには、革なめし職人のシモンという人が住んでいました。
革なめしという仕事で、生活の糧を得ていた人です。
彼はヤッファに来ていたペトロを、自分の家に迎ええ入れて滞在させるのです。
いかに素晴らしい働きをする、教会の指導者であったとしても、
食べなければ生きていけませんし、寝るところも必要です。
ペトロにとっても、ヤッファは旅先でしたので泊るところが必要でした。
革なめし職人のシモンが、自宅に滞在させてくれていたからこそ
ペトロはその働きを、継続することができたのです。
革なめし職人のシモンの陰の働きは、ペトロの目覚ましい働きを支えていたのです。
【今日の聖書】
ペトロはしばらくの間、ヤッファで革なめし職人のシモンという人の家に滞在した。
使徒言行録 9章43節