次世代に戦いを教え知らせるため
士師の時代、主はあえて敵を残しておかれ
現役世代のためにではなく、戦いを知らない次の世代の者たちに
敵との戦いを、教え知らせようとされました。
敵が残存していなければ、次世代に戦いを教えることができなかったのです。
敵が残存している中で、次世代が戦って勝利するように
その環境を設定していたのです。
次世代にとっては、「なんでこんなに敵がいるんだ!」
ということだったかもしれませんが、それで良かったのです。
そこで、敵と戦えばよかったのです。
神は、次世代が敵と妥協するか
それとも、きちんと戦うかどうかを
試しておられたのです。
【今日の聖書】
こうして、主はこれらの国民をただちに追い出さないで、
残しておき、ヨシュアの手に渡されなかったのである。
カナンでの戦いを少しも知らないすべてのイスラエルを試みるために、
主が残しておかれた国民は次のとおり。
――これはただイスラエルの次の世代の者、
これまで戦いを知らない者たちに、戦いを教え、知らせるためである。――
士師記 2章23節〜3章2節