サウルを選んだくじ
サウルが王として選び出されたのは、「くじ」によってでした。
そこでベニヤミン族を氏族ごとに呼び寄せた。
マトリの氏族がくじで選び出され、次にキシュの息子サウルがくじで選び出された。
サムエル記上 10章21節(前半)
サムエルが、サウルが当たるようにくじに仕掛けをしていたわけではなかったでしょう。
ただ普通に「くじを引いていったら、ちょうどサウルに当たった」
単にそれだけだった、と思われます。
あらかじめ油注がれたサウルが、くじに当たるようにされたのは
人ではなく神でした。神がくじによって、サウルが選ばれるようにされていたのです。
人はくじを引きますが、事を定められるのは神なのです。
【今日の聖書】
人はくじをひく、
しかし事を定めるのは全く主のことである。
箴言 16章33節 (口語訳聖書)