ポティファルはエジプト人で、元々主を知らない人物でした。
　そこに奴隷として、ヨセフが連れてこられたのです。
　ヨセフは主を信じ、主に従う人物でした。

　どうなったでしょうか？


　エジプトでポティファルの奴隷となっていたのですが
　その所で神は、ヨセフと共におられ、
　ヨセフがうまく、事を運ぶようになさったのです。


　ヨセフの主人ポティファルは、主がヨセフと共におられ、
　主が彼のすることをすべてうまく計らわれるのを見るのです。


　そして、ヨセフに目をかけて身近に仕えさせ、家の管理をゆだね、
　財産をすべて彼の手に任せてしまうのです。
　ヨセフは主人の信頼を得、奴隷とは思えないような待遇を受けるのです。


　ポティファルが、ヨセフに家の管理やすべての財産を任せると
　主はヨセフのゆえに、そのエジプト人の家を祝福されます。
　そして主の祝福は、家の中にも農地にも、すべての財産に及ぶことになったのです。



　ヨセフは、主に従う人物でした。
　そのヨセフが、主を知らないエジプト人のポティファルの家に
　奴隷として売られてやってきてから、ポティファルの家は変わります。

　主なる神が、ヨセフのゆえにポティファルの家を祝福されたからです。
　主を信じるたった一人の人物が、主を知らない人の家全体に
　主の祝福をもたらすことになったのです。

　その結果主人ポティファルは、全財産をヨセフの手にゆだねてしまい、
　自分が食べるもの以外は全く気を遣わなくなるようにまでなってしまうのです。
　いかにヨセフによって、大きな神の祝福がポティファルの家に与えられたかがわかります。


　主を信じる人は、共にいる主の祝福を自分自身が頂くとともに
　他の人にも、その祝福をもたらすものとなっていくのです。
　さらにはその国全体に、祝福をもたらす者となっていくのです。

　【今日の聖書】
　主人が家の管理やすべての財産をヨセフに任せてから、
　主はヨセフのゆえにそのエジプト人の家を祝福された。
　主の祝福は、家の中にも農地にも、すべての財産に及んだ。
　創世記　３９章５節