日々励まし合いなさい
1.私たちは頑なになりやすい
私たちは、元々罪人として生まれていますので
非常に罪に惑わされやすい性質を持っています。
罪に惑わされると、心が頑なになります。ゆるせません!となってしまうのです。
たとえ素晴らしい信仰を持っていたとしても、孤立状態が続くと危険です。
人は、愛されて生きるように造られているからです。
誰からも愛されていないように感じる時、そこに罠が待ち受けています。
罪に惑わされやすくなってしまいます。なぜ、わたしだけ愛されないのか!
信仰を励ましてくれる人がいない、過ちを正してくれる人がいない
そういう状況になると罪に陥りやすくなり、頑なになりやすいのです。
2.励ましは罪の惑わしから人を遠ざける
自分を愛してくれる人がそこにいるというだけで、私たちは力を受けます。
愛されると、力づけられるのです。
そして、罪の惑わしから遠ざかることができます。
愛の励ましが、その人を罪に陥らないように守るのです。
励ますということは、とても大切な事です。
主の働きを進めていく上で、なくてならないのはこの励ましなのです。
3.私たちは毎日励まし合う
私たちは、互いに愛し合うように造られています。
愛は人に、励ましを与えます。
愛は人を励まし助け、力づけるのです。
そして愛は、人を罪から遠ざけます。
ともに神に近づいてゆくことを、促すのです。
今日という内に励まし合うこと、これが私たちの務めなのです。
むすび.今日といううちに互いに励まし合う
昨日のうちにやっておけばよかった、ということのないように
今日励まさなければならない人を、今日励ましましょう。
互いに励まし合って、互いに強められながら信仰生活を進めていくのです。
【今日の聖書】
あなたがたのうちだれ一人、
罪に惑わされてかたくなにならないように、
「今日」という日のうちに、日々励まし合いなさい。
――ヘブライ人への手紙 3章13節