野の花
 この時期は、つわぶきの花が咲き誇る時期です。
 黄色いつわぶきの花が、あちらこちらで咲いています。
 その他にも、シャリンバイやシクラメンや百日草が咲いています。
 野の花を見る時、私たちは
 「神が、野の花以上に私たちに良くして下さるお方である」
 ということを、思い起こします。
 野の花は見る人に、喜びをもたらします。
 野の花はそこにいる人に、良い香りをもたらします。
 神はそのように、野の花を美しく装ってくださっているのです。
 野の花は、単に自分が美しいだけでなくそこにいる人を幸せにするのです。
 私たちも野の花以上に、神に良くしていただけますが
 それは単に私たち自身のためだけではなく、隣人に喜びを与えるためなのです。
 隣人を愛するために、神は野の花以上に私たちに良くしてくださるのです。
 私たちが美しさや豊かさを自慢して、おごり高ぶるためではないのです。
 
【今日の聖書】
 なぜ、衣服のことで思い悩むのか。
 野の花がどのように育つのか、注意して見なさい。
 働きもせず、紡ぎもしない。
 しかし、言っておく。
 栄華を極めたソロモンでさえ、この花の一つほどにも着飾ってはいなかった。
 今日は生えていて、明日は炉に投げ込まれる野の草でさえ、神はこのように装ってくださる。
 まして、あなたがたにはなおさらのことではないか、信仰の薄い者たちよ。
 マタイによる福音書 6章28〜30節