今日のできごと


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2021/11/3(水)

 
ギンモクセイ

神のタイミングの良さ

 マルタとマリヤの兄弟ラザロが、病気で死んでしまった時、
 イエスは、ラザロが死んだ後4日経ってからそこに来ました。
 それがまさに、神の計画されていたタイミングでした。

 もし病気の最中に来ていたら、ラザロは生きていましたから
 単なる病気のいやしで、終わっていたことでしょう。
 死んだラザロが生き返るという、イエスの奇蹟はなかったのです。

 もしもっと遅かったら、そこにいた多くの人々は帰っていたでしょう。
 まだ多くの人がそこにいる時に、イエスはそこに来られたのです。
 だから、多くの人々がイエスの奇蹟を目撃して、信じることができたのです。

 ラザロが死んで4日後というのも、同様です。
 死んで4日経ったら、遺体は腐敗し、通常ならば腐敗臭がしていたはずでした。
 息を吹き返すことなど、もはや到底考えられない時に奇蹟が行われたのです。

 マルタはもっと早く来てくれていたらと、嘆いていましたが
 もっと早くではなくて、良かったのです。最善のタイミングだったのです。
 そのタイミングだったからこそ、多くの人々がイエスによる神の偉大な力を

 そこに見ることができ、驚き信じているのです。
 マルタの「もっと早く」のタイミングではなく、神のタイミングが
 あったのです。今も同じです。

 【今日の聖書】
 イエスは、マルタとその姉妹とラザロを愛しておられた。
 ラザロが病気だと聞いてからも、
 なお二日間同じ所に滞在された。
 ヨハネによる福音書 11章5〜6節


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