神の御心を十分悟り
私たちが最も知らなければならないことは、一体何でしょうか?
それは、神のみ心です。神が私に何を求めておられるのか、
私に何を願っておられるのか、それを知る必要があります。
神がパウロに願っておられたのは、異邦人への宣教でした。
パウロはそれを知ったからこそ、異邦人世界へと旅立ったのです。
もしパウロが自分に対する神のみ心を知らなかったら
異邦人宣教には、出ていかなかったことでしょう。
神の自分に対する願いが、異邦人世界での宣教ということを知り
確信したからこそ、異邦人世界へと出て行ったのです。
私たちに対する、神の御心は何でしょうか?
それを知らなければ、私たちは前進することができません。
いったいどこへ行けばよいのか、何をしたらよいのかわからないからです。
ですから私たちは、聖霊にによるあらゆる知恵と理解によって、
神の御心を十分悟ることを願い求めるのです。
「神よ、あなたの私に対する御心は何でしょうか?」と祈るのです。
【今日の聖書】
こういうわけで、そのことを聞いたときから、わたしたちは、
絶えずあなたがたのために祈り、願っています。
どうか、“霊”によるあらゆる知恵と理解によって、神の御心を十分悟り、
すべての点で主に喜ばれるように主に従って歩み、
あらゆる善い業を行って実を結び、神をますます深く知るように。
コロサイの信徒への手紙 1章9〜10節