キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜ぶ
 私たちを試みるために、試練が火のように身に降りかかってくることがあります。
 そのような試練を、何か思いがけないことが生じたかのように、
 驚き怪しむのではなく、むしろ、
 「キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜びなさい」と、命じられています。
 キリストの栄光が現れるときにも、喜びに満ちあふれるためなのです。
 キリストの苦しみは、良いことを行っているにもかかわらず受ける苦しみです。
 それは、悪を行った結果受けてしまう苦しみではありません。
 
自業自得というのではなく、
冤罪だったり
 
妬みや
羨み、
誤解や無理解、
嘲笑や
蔑みからくる苦しみです。
 キリストもそれらの苦しみを受けて、最後に十字架で死なれたのです。
 キリストの苦しみと同じ苦しみに預かるなら、キリストが栄光を受けられたように
 天においてその苦しみは、栄誉に変わることでしょう。
 
【今日の聖書】
 むしろ、キリストの苦しみにあずかればあずかるほど喜びなさい。
 それは、キリストの栄光が現れるときにも、喜びに満ちあふれるためです。
 ペトロの手紙一 4章13節