今日のできごと


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2021/11/30(火)

 

迫害を喜ぶ

 キリストのために迫害された人は、数多くいます。
 ステファノは、迫害され石で打たれて殉教しています。(使徒7:54〜60)
 ヨハネの兄弟ヤコブは、剣で切り殺されています。(使徒12:2)

 ペトロやヨハネは、投獄されています。(使徒4:3)
 パウロに至っては、投獄どころではありません。
 パウロは、激しい迫害の数々に会っています。(2コリ11:23〜27)

 それらの迫害を、神はゆるされていたのです。
 逆にイエスは、迫害を受けたなら喜ぶべきだということを
 人々に、教えておられます。

 わたしのためにののしられ、迫害され、
 身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、
 あなたがたは幸いである。
 マタイによる福音書 5章11節

 キリストのために、のしられ、迫害され、
 身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられた時
 それは、実は幸いなのだというのです。

 なぜでしょうか?

 喜びなさい。大いに喜びなさい。
 天には大きな報いがある。
 あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。」
 マタイによる福音書 5章12節

 天において、大きな報いがあるからです。
 天国を目指して生きるのであれば、迫害に怒りを覚えたり
 悲しみ嘆いたり、落胆したりするのではなく

 喜ぶのです。大いに喜ぶのです。
 天国において、大きな報いが待っているのです。
 この地上での人生は一時的ですが、天国は永遠に続くのです。

 一時的な報いではなく、永遠に続く報いこそ重要です。
 ステファノは、天において素晴らしい報いを受けていることでしょう。
 パウロもペトロもヨハネもヤコブも、同様です。

 【今日の聖書】
 わたしのためにののしられ、迫害され、
 身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、
 あなたがたは幸いである。
 喜びなさい。大いに喜びなさい。
 天には大きな報いがある。
 あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。」
 マタイによる福音書 5章11〜12節


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