今日のできごと


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2021/10/22(金)

 

苦しみがあるからこそ慰められる

1.慰めが必要なのは苦しい時

 神からの慰めは、どういう状況で受けるでしょうか?
 楽しくてたまらない時、慰めは不要です。
 万事が順調にいっている時も、慰めは不要です。

 慰めが必要な時は、苦しんでいる時です。
 苦しみの時に必要なのは、批判でも諫める言葉でもなく
 慰めです。苦しみが大きければ大きいほど、慰めが必要なのです。

2.苦しみは慰めの前提条件

 私たちが神の慰めを体験する必要があるなら、苦しみも必要となります。
 苦しみは、慰めを受けるための前提条件となるのです。
 とするならば、苦しみというのは実は不幸ではなくて、

 神からの慰めを受ける、またとないチャンスになるはずです。
 苦しみを全く受けないとすれば、慰めも全く受けず
 神の慰めを知らないまま、人生を生きることになってしまうのです。

3.自分が慰めを体験していれば、人をより深く慰めることができる

 苦しんでいる人を、同じ気持ちになってより深く慰めるためには、
 自分自身が、それと同じ苦しみの中で「神から慰められた」
 という経験が必要になります。その体験が、大いに役立つことになるのです

 神の慰めを受け取ったからこそ、同じ苦しみにあっている人を
 慰めることができるのです。苦しむことは辛いことではありますが
 苦しみは、神からの慰めを受ける、またとない機会となるのです。

 【今日の聖書】
 神は、あらゆる苦難に際してわたしたちを慰めてくださるので、
 わたしたちも神からいただくこの慰めによって、
 あらゆる苦難の中にある人々を慰めることができます。
 コリントの信徒への手紙二 1章4節


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