今日のできごと


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2021/1/29(金)

 
薄っすらと雪化粧した教会の庭

アブラハムが誕生した時

 聖書には、系図がいろいろと記載されています。
 アダムからアブラハムまで、父が何歳の時に生まれたかということが
 記されていますので、それをグラフにしてみると次のようになります。

 ノアが誕生した時、アダムもその息子セトもすでに死んでいたことがわかります。
 アダムの孫にあたるエノシュは、生きていましたが、
 神と共に歩んで神が取られたエノクも、地上にはいませんでした。

 エノクは神と共に歩み、神が取られたのでいなくなった。
 創世記 5章24節

 その後の世界は、暴虐が満ちるほどの悪の世界へと堕落の一歩をたどります。
 そして、ノアがそのような中で神の恵みを受け、全人類を滅ぼす大洪水の中で
 ノアとその家族だけが助かり、そこからまた系図が続くのです。

 そして、ノアの子孫が増え広がっていくことになるのです。
 ノアは洪水後350年生きて、地上を去ることになります。

 ノアは、洪水の後三百五十年生きた。
 創世記 9章28節

 ノアの一生は、洪水前600年+洪水後350年=950年でした。
 系図の誕生年の計算上でいけば、アブラハムが誕生した時も
 ノアはまだ、生きていたことになります。
 【今日の聖書】
 セムの系図は次のとおりである。
 セムが百歳になったとき、アルパクシャドが生まれた。
 それは洪水の二年後のことであった。
 セムは、アルパクシャドが生まれた後五百年生きて、息子や娘をもうけた。
 アルパクシャドが三十五歳になったとき、シェラが生まれた。
 アルパクシャドは、シェラが生まれた後四百三年生きて、息子や娘をもうけた。
 シェラが三十歳になったとき、エベルが生まれた。
 シェラは、エベルが生まれた後四百三年生きて、息子や娘をもうけた。
 エベルが三十四歳になったとき、ペレグが生まれた。
 エベルは、ペレグが生まれた後四百三十年生きて、息子や娘をもうけた。
 ペレグが三十歳になったとき、レウが生まれた。
 ペレグは、レウが生まれた後二百九年生きて、息子や娘をもうけた。
 レウが三十二歳になったとき、セルグが生まれた。
 レウは、セルグが生まれた後二百七年生きて、息子や娘をもうけた。
 セルグが三十歳になったとき、ナホルが生まれた。
 セルグは、ナホルが生まれた後二百年生きて、息子や娘をもうけた。
 ナホルが二十九歳になったとき、テラが生まれた。
 ナホルは、テラが生まれた後百十九年生きて、息子や娘をもうけた。
 テラが七十歳になったとき、アブラム、ナホル、ハランが生まれた。
 創世記 11章10〜26節


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