お前の神はどこにいる
詩篇は必ずしも、万事が順調でうまくいき
喜びと楽しみが、心に満ちあふれていた時にだけ、
作られた歌や祈り、というわけではありません。
昼も夜も、わたしの糧は涙ばかり。
人は絶え間なく言う
「お前の神はどこにいる」と。
詩編 42編4節
「もし神がいるなら、こんな苦しみにあわせられるはずがないはず。
少しも、助けてくれないじゃないか!
お前の神はどこにいる、どこにもいないじゃないか」
人から絶え間なくそう言われ、
昼も夜も、悲しみと苦しみの涙を流していたその中で
次の言葉が続きます。
なぜうなだれるのか、わたしの魂よ
なぜ呻くのか。
神を待ち望め。
わたしはなお、告白しよう
「御顔こそ、わたしの救い」と。
詩編 42編6節
うなだれえないような状況で、呻かざるを得ないような状況下で
それでもなお私は「神こそ、わが救い」と告白します
と歌っているのです。
【今日の聖書】
昼も夜も、わたしの糧は涙ばかり。
人は絶え間なく言う
「お前の神はどこにいる」と。
詩編 42編4節