イエスこそ真の神殿
イエス・キリストの来られる以前は、イスラエルの民は
幕屋や神殿に行って、礼拝をささげていました。
モーセの時代に幕屋が定められ、それがソロモンの時代に神殿に継承され
そこで、犠牲を祭司を通して神にささげてもらって、礼拝していたのです。
幕屋や神殿は、神を礼拝する場所として定められ
その場所こそが、神を礼拝するための唯一の場所だったのです。
しかし、イエス・キリストは真の神殿としてこの地上に来てくださいました。
イエスは答えて言われた。
「この神殿を壊してみよ。三日で建て直してみせる。」
それでユダヤ人たちは、
「この神殿は建てるのに四十六年もかかったのに、
あなたは三日で建て直すのか」と言った。
イエスの言われる神殿とは、
御自分の体のことだったのである。
ヨハネによる福音書 2章19〜21節
イエスご自身の体こそが、神殿だと言われているのです。
イエス・キリストこそが、真の神殿なのです。
だから私たちはもはや、「神殿」という人間の造った建造物を必要としないのです。
神殿の建っていた、エルサレムのモリヤの山に行かなくとも、
日本にいても他のどの国にいても、どこででも
イエス・キリストによって、神を礼拝することができるようにされたのです。
イエスは言われた。
「婦人よ、わたしを信じなさい。
あなたがたが、この山でもエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る。
ヨハネによる福音書 4章21節
真の神殿であるイエス・キリストが来られた結果、
サマリアの山でも、エルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来たのです。
今は、イエス・キリストの名前によってどこででも礼拝できるのです。
【今日の聖書】
イエスの言われる神殿とは、
御自分の体のことだったのである。
ヨハネによる福音書 2章21節