今日のできごと


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2020/2/8(土)

 

悪魔の誘惑の特徴9「神の裁きを語らない」

9.悪魔は神の裁きがあることを一切語らなかった

 9.1 死ななければならないという裁きがもたらされた

 悪魔の誘いにのってしまい、善悪の知識の木の実を取って食べたら
 どうなってしまったでしょうか?

 このようなわけで、一人の人によって罪が世に入り、
 罪によって死が入り込んだように、
 死はすべての人に及んだのです。
 すべての人が罪を犯したからです。
 ローマの信徒への手紙 5章12節

 一人の人アダムによって、罪が世に入り、
 その罪によって、人類全体に死が入り込んでしまったのです。
 死はすべての人に及んだのです。

 まさかそんなことになってしまうとは、悪魔は何も語らなかったのです。
 罪を犯した人間に対する神の裁きは、容易に予測できていたはずです。
 しかし、都合の悪いことは、一切語らないのです。

 9.2 人間に一度死ぬことが定められてしまった

 アダムひとりの罪が、全人類に及びました。
 全人類が、一度この世に生まれても、最後には
 死ぬことを、余儀なくされてしまったのです。

 また、人間にはただ一度死ぬことと、
 その後に裁きを受けることが定まっているように、
 ヘブライ人への手紙 9章27節

 さらに死んだ後に、恐るべき裁きが定められてしまったのです。
 その死と死後の裁きを、現代に生きる私たちも、受け継いでいるのです。
 誰もが、やがて死んでいくのです。そして神の前に立ち、裁かれることになるのです。

 9.3 悔い改めていない人は一度死んだ後永遠の滅びに行くことに

 罪をそのままにして死んでしまうなら、
 悪魔と同じように、永遠の火で滅ぼされてしまうことになってしまうのです。
 そんなことは、悪魔は一言も語っていません。

 神がすべてを知っておられ、神が正しい裁きをなされ
 罪のままで罪を放っておくならば、永遠に滅びるなどという
 本当に恐るべきことを、悪魔は一切語っていないのです。

9.むすび.罪の結果は恐ろしい裁きと認識しているべき

 もし、罪を犯したら恐ろしい神の裁きが待っているとわかっていたとしたら
 アダムとエバは、罪を犯さなかったことでしょう。
 神の裁きに対する認識が甘かったからこそ、人は罪を犯してしまったのです。

 私たちは、罪を正しく裁かれる神を恐れて生きるべきなのです。
 隠れていることもすべて、神はご存知なのです。
 やがて、すべては明るみに出ます。神の前には、何も隠すことはできないのです。

 【今日の聖書】
 あなたは、かたくなで心を改めようとせず、
 神の怒りを自分のために蓄えています。
 この怒りは、神が正しい裁きを行われる怒りの日に現れるでしょう。
 ローマの信徒への手紙 2章5節


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