失っても主をほめたたえたヨブ
普通、財産や子供たちを失ったら、失意のどん底に陥るでしょう。
もうだめだ、今までの苦労は何だったのか!
すべてが水の泡だ!と思ってしまうのではないでしょうか?
しかしヨブは、主のみ名をほめたたえているのです。
主は、与えて下さる方であると共に、
ある場合は、奪われる方でもあるのだと言って賛美しているのです。
わたしたちはどうでしょうか?
何かをなくしてしまって、それでも主を賛美できるでしょうか?
愛する人を亡くしてしまって、それでも主を賛美できるでしょうか?
ヨブは幸いな時だけでなく、不幸な時も信仰を失わず
逆に、主を賛美しているのです。
不幸に思える時でも、主を心から賛美すること、これが大事です。
【今日の聖書】
彼の妻は、
「どこまでも無垢でいるのですか。神を呪って、
死ぬ方がましでしょう」と言ったが、
ヨブは答えた。
「お前まで愚かなことを言うのか。
わたしたちは、神から幸福をいただいたのだから、
不幸もいただこうではないか。」
このようになっても、
彼は唇をもって罪を犯すことをしなかった。
ヨブ記 2章9〜10節