与える方が幸い
人生を終えて神の前に立つ時、何が評価されるでしょうか?
「あなたは、どれだけ愛されましたか?」でしょうか?
「あなたは、どれだけ愛しましたか?」ではないでしょうか?
私たちは人を愛し、人から愛されるように造られています。
ですから本来的な生き方は、人を愛して生きていく生き方です。
愛されて生きるだけでなく、愛して生きるのです。
そして最終的に、「あなたは、どれだけ愛しましたか?」が問われるのです。
愛する機会が与えられているのにもかかわらず、愛さなかったら
地中にタラントを埋めてしまっているのと、同じになってしまいます。
与えられたタラントは、生かさなければなりません。
愛するチャンスは生かして、用いていくのです。
愛は受け取るだけでなく、与えるのです。
人生を終えて神の前に立つ時、
「あなたは、私から受け取った良いものを、どれだけ人に与えましたか?」と
問われるのではないでしょうか?
「独り占めしていました」と答えることにならないような、
そんな人生を送っていきたいと、願います。
『受けるよりは与える方が、はるかに幸い』なのです。
【今日の聖書】
あなたがたもこのように働いて弱い者を助けるように、
また、主イエス御自身が
『受けるよりは与える方が幸いである』と言われた言葉を
思い出すようにと、わたしはいつも身をもって示してきました。」
使徒言行録 20章35節