今日のできごと


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2019/7/17(水)

 

憎んでいい人は一人もいない

 イエスは、「敵を愛せよ」と言われました。

 しかし、わたしは言っておく。
 敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
 マタイによる福音書 5章44節

 「敵を愛しなさい」ということは
 味方であれば、当然、愛するので
 「すべての人を愛しなさい」ということに、他なりません。

 ということは、「愛さなくても良い人は、一人もいない」
 ということになります。
 「憎んでいい人も、一人もいない」ということになります。

 道を歩いていて、すれ違うすべての人、
 同じ店の中にたまたまいる人達や、
 電車や飛行機や船などに、一緒に乗っているすべての人が、

 愛する対象となります。
 憎んだり、恨んだり、報復の対象となっても良い人は
 一人もいないのです。

 その模範が、イエス・キリストです。
 十字架の上で祈られた祈りが、それを如実に示しています。
 「父よ彼らを赦してください」なのです。

 そのとき、イエスは言われた。
 「父よ、彼らをお赦しください。
  自分が何をしているのか知らないのです。」
 ルカによる福音書 23章34節(前半)

 報復をすると、泥沼に陥ります。
 両方ともが、悲惨極まりない状況に陥ってしまいます。
 報復は決してしてはならないのです。真の報復は、神のなさることです。

 【今日の聖書】
 しかし、わたしは言っておく。
 敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
 マタイによる福音書 5章44節


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