微粉をいかに減らすか
今日は、コーヒーの淹れ方について教えて頂きました。
1.ミル
まず、焙煎したコーヒー豆を挽く「ミル」ですが、
コーヒー豆を挽いた時の微粉混入率が、できるだけ少ないものが良いようです。
日本製のミルの場合、微粉混入率はだいたい10%なのですが
海外製になるとこれが、数%になるそうです。
海外製の、据置型のミルが良いそうです。
日本製のミルしかかない場合は、一旦豆を挽いた後で「ふるい」にかけると良いそうです。
プロペラ型のカッターがついたミルの場合は、
電気を入れて豆を挽く際に、ミルを手で持って振りながら挽くと
豆がより均一に挽けるそうです。
2.湯の温度
次にお湯の温度ですが、85度ぴったりが良いそうです。
たったの3度だけ高い88度でも、味が変わってしまいだめだということです。
少しぐらいぬるい分には、問題ないようです。
ただ当然ですが、温度がぬるすぎると抽出自体ができなくなり、
コーヒーが薄くなってしまいますので、
85度で入れている間に、湯が自然に冷めていく程度なら大丈夫とのことでした。
3.湯の注ぎ方
更にお湯の注ぎ方ですが、できるだけ細く注ぐことがポイントだそうです。
はじめ少しだけ蒸らして、あとは水面の高さが変わらないように
少しづつ注ぐと良いということでした。
途中で一回休ませると良いとも、言われていました。
そして分量だけ注いだら、コーヒードリッパーにまだコーヒーが残っていても
それは注がずに、捨ててしまうということでした。
まだドリッパーに残っているコーヒー抽出液を、
最後まで注いでしまうと、コーヒー本来の美味しさを損なってしまう
コーヒーの味を悪くしてしまうものまで、入ってしまうそうです。
4.保管方法
焙煎した豆は、冷凍庫保存で3か月はもつそうです。
焙煎した豆は冷凍庫に入れても、水分がないので凍らないそうです。
焙煎した時点で、水分が飛んでいるということでした。
コーヒーは微粉を取り除くことが、味に大きく影響してきますが
私たちは、心の中から罪の思いを取り除くことが、人生に大きく影響してきます。
罪自体は、イエス・キリストの十字架の血潮によって赦されていますが
憎しみ、妬み、恨み、傲慢、嫉妬、貪欲、偽り、などいろいろな悪い思いは
赦された後も、湧いてきます。罪は赦されただけで、なくなったわけではないからです。
それらの罪の思いが沸き上がってきた時に、すぐに悔改めてそれを捨て去ることです。
罪をそのままにしていたら、十字架の赦しを無にすることになってしまいます。
まかり間違えば、救いから離れてしまうことになり兼ねません。
そんなことがあっては、なりません。
罪の中に生きて、永遠の滅びに行きつくのではなく
罪に死んで、キリストに生きて、
永遠の滅びではなく、永遠の命に生きなければならないからです。
では、どういうことになるのか。
恵みが増すようにと、罪の中にとどまるべきだろうか。決してそうではない。
罪に対して死んだわたしたちが、どうして、なおも罪の中に生きることができるでしょう。
ローマの信徒への手紙 6章1〜2節
さらに、罪の認識に関して、敏感である必要があります。
これぐらいは罪ではないから、大丈夫と思っていることでも
神の前では、罪であることがあるのです。
罪の認識と言うことについていえば、人の罪はよく見えるのですが、
自分の罪は、なかなか認識できないものです。
また、実際は罪なのに自分の中で正当化してしまう場合もあります。
自分の罪を見ないで棚上げして、人の罪ばかりを見て人を裁いていてはならないのです。
イエスはそのことを、厳しく指摘されています。
自分自身の罪を「丸太」に、人の罪を「おが屑」にたとえています。
「自分の目にある丸太を見ないで、兄弟に向かって、
『さあ、あなたの目にあるおが屑を取らせてください』と
どうして言えるだろうか。」と言うのです。
「偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。」と厳しい言葉が続きます。
本来罪人なのにもかかわらず、自分を正しいとすると偽善者になってしまいます。
人のことを言う前に、自分の罪をよく認識して悔い改めて罪から離れること、
イエスはこれこそが、私たちに必要なことだと教えてくれています。
今日私がすること、それは自分の罪を認識することと、
悔改めて、それから離れることです。
今日も、これからもずっと、まず自分の罪から離れていくことを
真っ先にしていきたいと願います。
自分の目にある丸太に気づくこと、すなわち自分の心の中にある罪に気づくこと
そしてそれを取り除くこと、これが自分のすべき最優先事項です。
人の事より、まず自分自身の罪を悔改めて捨て去ること
これを、今日もしていきたいと願います。
【今日の聖書】
自分の目にある丸太を見ないで、
兄弟に向かって、
『さあ、あなたの目にあるおが屑を取らせてください』と、
どうして言えるだろうか。
偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。
そうすれば、はっきり見えるようになって、
兄弟の目にあるおが屑を取り除くことができる。」
ルカによる福音書 6章42節