純真で温和で優しく従順で憐れみと良い実に満ちる
ヤコブの手紙3章17節は、口語訳聖書では次のように記されています。
しかし上からの知恵は、第一に清く、次に平和、寛容、温順であり、
あわれみと良い実とに満ち、かたより見ず、偽りがない。
ヤコブの手紙 3章17節
新改訳聖書では、次のようになります。
しかし、上からの知恵は、第一に純真であり、次に平和、寛容、温順であり、
また、あわれみと良い実とに満ち、えこひいきがなく、見せかけのないものです。
ヤコブの手紙 3章17節
新共同訳聖書では、次のようになります。
上から出た知恵は、何よりもまず、純真で、
更に、温和で、優しく、従順なものです。
憐れみと良い実に満ちています。偏見はなく、偽善的でもありません。
ヤコブの手紙 3章17節
上からの知恵というのは、神からの知恵ということですが、それは下記の通りです。
@純真(清く),A平和(温和),B寛容(優しく),C温順(従順)
D憐れみに満ちている,E良い実に満ちている,F偏見がない,G偽善的でない
一方悪魔の支配しているこの世の知恵は、ねたみや利己心が根本にあって
混乱やあらゆる悪い行いの元凶になっています。
そのような知恵は、上から出たものではなく、
地上のもの、この世のもの、悪魔から出たものです。
ねたみや利己心のあるところには、混乱やあらゆる悪い行いがあるからです。
ヤコブの手紙 3章15〜16節
私たちの心の中は、どんな状態でしょうか?
純真で平和で(温和)寛容で(優しく)温順で(従順)
憐れみに満ち、良い実に満ち、偏見なく、偽善的でない心が理想です。
心の内側にある、ねたみや利己心や偏見や偽善に気づかせていただいて、
それらを悔い改めて捨て去って、純真・平和・寛容・温順
憐れみ・良い実を求めて祈っていきたいと願います。
【今日の聖書】
上から出た知恵は、何よりもまず、純真で、
更に、温和で、優しく、従順なものです。
憐れみと良い実に満ちています。偏見はなく、偽善的でもありません。
ヤコブの手紙 3章17節