今日のできごと


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2019/3/29(金)

 
スギゴケ

どのようなときにも友を

 この春の受験も、もうすべて終了したことと思います。
 受験で、友人と自分の両方とも合格すれば問題ないのですが
 どちらか一方が合格して、どちらかが落ちた場合、

 自分は落ちているのに、合格した友人と共に喜んだり、
 自分は合格しているのに、落ちた友人と共に悲しんだりするのは、至難の業です。
 普通は、そういうことはできないのではないでしょうか?

 4人の仲間で、3人が合格し自分だけが落ちた場合
 3人が大学の単位の話をしていても、自分だけ入っていけません。
 大学入学後の具体的な話は、自分にとってひとつもできない話しなのです。

 そんな中で、3人の合格を4人そろって喜ぶというのは難しいでしょう。
 けれども、もし本当に友を愛するのであれば、
 たとえ自分が落ちていたとしても、友の合格を喜び祝います。

 どのようなときにも、友を愛することが求められています。
 難しいことではあっても、神に祈り求めていくと知恵と力が与えられます。
 神は、人にはできないことも、力を与えてできるようにしてくださるのです。

 できるようになったその時、自分を通して神の栄光が現わされるのです。
 神は、とても愛せない状況の自分に、
 愛する力を与えて下さる素晴らしいお方だ、とわかるようになるのです。

 本当に友を愛するというのは、そういうことなのです。
 自分の状況によらずに、いつでも友の状況を喜び悲しむのです。
 どのようなときにも友を愛すれば、苦難のときの兄弟となっていくのです。

 【今日の聖書】
 どのようなときにも、友を愛すれば
 苦難のときの兄弟が生まれる。
 箴言 17章17節


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