希望
つぼみには、希望があります。
これから花を咲かすという、希望があります。
ですから、まだ咲いていないつぼみのままで花が売られていたりします。
つぼみは花になる前ですから、花のようにきれいではありません。
つぼみはどちらかといえば、花というより葉っぱに近い感じがします。
しかし葉っぱと違うのは、やがて花になるということです。
そして花の後は、実になります。
つぼみのひとつもない、葉ばかりの植物よりも、
つぼみが1つでもついている方が、希望があります。
クリスチャン生活も同じです。
実を結ぶことが、必要です。
葉ばかり茂っていても、それは実にはなりません。
聖霊の実を結ぶことが、私たちに求められています。
いくら葉が生い茂っていても、実を結ばなければむなしいのです。
聖霊の実である愛を、神は求めておられるのです。
たとえ、預言する賜物を持ち、
あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていようとも、
たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、
愛がなければ、無に等しい。
コリントの信徒への手紙一 13章2節
預言する賜物を持っていたとしても、愛がなければ虚しいのです。
多くの豊富な知識を持っていても、愛がなければ虚しいのです。
あらゆる神秘とあらゆる知識に通じていても、愛がなければ虚しいのです。
たとえ、山を動かすほどの完全な信仰を持っていようとも、
愛がなければ、無に等しいのです。
聖霊の実を結ぶ人生を目指して、一度きりの人生を最後まで走り抜くのです。
【今日の聖書】
道端にいちじくの木があるのを見て、近寄られたが、
葉のほかは何もなかった。そこで、
「今から後いつまでも、お前には実がならないように」と言われると、
いちじくの木はたちまち枯れてしまった。
マタイによる福音書 21章19節