今日のできごと


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2019/2/18(月)

 
松平閣

キャンピングカー

 近頃松江市内でしばしば見かけるのは、キャンピングカーです。
 キャブコンタイプのキャンピングカーも、見かけます。
 成田ナンバーのレンタカーのキャンピングカーが、松江市内を走っていたこともあります。

 見るからに海外から来られた旅行者と思われる方が、運転していました。
 なるほど、鉄道や飛行機を利用してホテルに泊まるよりも
 ずっと安く旅行できるなと、その時気づきました。

 今日は、軽自動車をキャンピング仕様にしておられる方とお会いして
 そのお話を伺いました。
 普通、軽自動車のキャンピングカー(軽キャンパー)には水回りが付いていませんが、

 驚いたことに、その軽自動車には風呂とトイレが付いていました。
 しかもトイレは、手動ですが水洗式だということでした。
 車の中でトイレと風呂を済ますことができるので、

 キャンプサイトに行かなくても、普通の山の中で宿泊できるそうです。
 インバーターを積んで、電気毛布で寒さをしのぐそうです。
 キャンプサイトでなく大自然の中で、宿泊できるのが良いとのことでしたが

 災害時にも、良いとのことでした。
 災害時にキャンピングカーがあれば、自宅が使えなくなった場合に
 かなり助かることでしょう。

 またキャンピングカーは、被災した時だけでなく、
 災害支援に行く場合も、有効に使えることと思います。
 被災地に支援に行っても、泊るところがなかったり、

 断水の場合、使えるトイレがなくて困ったりしますが、
 トイレ付きのキャンピングカーなら、自身の生活はそこで完結するので
 被災地にあまり迷惑をかけることなく、支援活動ができることと思います。

 さて、地上を歩まれたイエスはある時、
 ある律法学者に「あなたがおいでになる所なら、
 どこへでも従って参ります」と言われました。

 そのとき、ある律法学者が近づいて、
 「先生、あなたがおいでになる所なら、
  どこへでも従って参ります」と言った。
 マタイによる福音書 8章19節

 その時イエスは、次のように語っておられます。

 イエスは言われた。
 「狐には穴があり、空の鳥には巣がある。
  だが、人の子には枕する所もない。」
 マタイによる福音書 8章20節

 当時は、キャンピングカーなどありませんから、
 旅に出たら、旅先のどこかで泊まるよりほかありませんでした。
 もし泊まる場所がなければ、それこそ野宿するよりほかなかったわけです。

 事実、イエスが誕生なさったその晩、羊飼いたちは野宿していました。
 普通の屋外の野原で、そのまま夜を過ごしていたのです。
 起きて羊の番をする人以外は、そこで寝ていたわけです。

 イエスもそのように、寝る所もないような状況下で、
 神の国を宣べ伝え、数々のみわざをなしておられたのです。
 イエスの誕生場所が既に、普通、人が寝泊まりしない家畜小屋だったのです。

 ちゃんとした宿泊ができないような、そんな地域においても、
 イエスの宣教は進められ、神の言葉は伝えられ、
 病人は癒され、盲人の目は開かれ、聞こえなかった人の耳は聞こえるようになり

 足の不自由だった人の足は、回復していったのです。
 満足に寝泊まりできるような場所が、なかったにもかかわらず
 イエスの宣教は進められ、神のみわざは次々と起こっていきました。

 自らが枕する所もない状況でも、それをものともせず
 罪の中に苦しむ人々を愛し、彼らのために歩まれたイエスの姿にこそ
 神の愛が、如実に表されているのです。

 【今日の聖書】
 イエスは言われた。
 「近くのほかの町や村へ行こう。
  そこでも、わたしは宣教する。
  そのためにわたしは出て来たのである。」
 マルコによる福音書 1章38節


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