今日のできごと


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新
2019/11/29(金)

 

バプテスマのヨハネの存在意義

 イエス・キリストが来られる前に、バプテスマのヨハネがその備えをしました。
 もしバプテスマのヨハネがいなかったら、備えのないまま
 イエス・キリストが、地上で活動をしなければならなかったことになります。

 イエスは神の子だから、人間側の備えなど不要だったのではないか?
 バプテスマのヨハネと言えども、単なる人間なのだから、
 いなくても大丈夫だったのではないか?

 と思われそうですが、そうではないことがわかります。
 バプテスマのヨハネの道備えがあったからこそ、
 イエス・キリストの働きが進んで行ったのです。

 マリアがいなければ、イエスが地上に誕生することができなかったように、
 人間であるバプテスマのヨハネが、道備えをしなければ
 イエスの働きは、あのようには進んで行かなかったのです。

 イエス・キリストの十字架と復活という、神の救いのみわざの完成のためには、
 人間側の働きも、もちろん必要だったのです。
 現在の主の御業の前進のためには、主を信じる人々の働きが必要なのです。

 【今日の聖書】
 天使は言った。

 「恐れることはない。ザカリア、あなたの願いは聞き入れられた。
  あなたの妻エリサベトは男の子を産む。
  その子をヨハネと名付けなさい。

  その子はあなたにとって喜びとなり、楽しみとなる。
  多くの人もその誕生を喜ぶ。

  彼は主の御前に偉大な人になり、ぶどう酒や強い酒を飲まず、
  既に母の胎にいるときから聖霊に満たされていて、
  イスラエルの多くの子らをその神である主のもとに立ち帰らせる。

  彼はエリヤの霊と力で主に先立って行き、父の心を子に向けさせ、
  逆らう者に正しい人の分別を持たせて、
  準備のできた民を主のために用意する。」

 ルカによる福音書 1章13〜17節


 前日  翌日  今月  去年の今頃  トップへ  更新