何を蒔くか?
聖書には、聖霊による行動と、肉の欲に基づく行動が対比されています。
ガラテヤの信徒への手紙には、肉の業のリストが出てきます。
肉の業は明らかです。
それは、姦淫、わいせつ、好色、偶像礼拝、魔術、
敵意、争い、そねみ、怒り、利己心、不和、仲間争い、
ねたみ、泥酔、酒宴、その他このたぐいのものです。
以前言っておいたように、ここでも前もって言いますが、
このようなことを行う者は、神の国を受け継ぐことはできません。
ガラテヤの信徒への手紙 5章19〜21節
私たちが元々持っている肉体的欲望、また罪による自己中心性
それらに基づく行動を、肉の業と言っています。
それらを制することをせず、支配されてしまうと最終的に滅びます。
自分の肉に蒔く者は、肉から滅びを刈り取ることになるのです。
他方、聖霊によって生きていくならば、聖霊の力によって
肉の欲望や罪による自己中心性の動機から、解放されます。
肉体的欲望、また罪による自己中心性を自制することができるのです。
そして逆に、聖霊による行動が取れるようになります。
これに対して、霊の結ぶ実は
愛であり、喜び、平和、寛容、親切、善意、誠実、柔和、節制です。
これらを禁じる掟はありません。
ガラテヤの信徒への手紙 5章22〜23節
今日何を蒔くか?
ここにかかってきます。
滅びを刈り取りたいのか、永遠の命を刈り取りたいのか?
もちろん永遠の命です。
肉に蒔くのではなく、霊に蒔いていきましょう。
今日も私たちは罪を捨て、神に従って聖霊によって生きていく決断をして
それができるように、神に祈っていきましょう!
神は私たちを、肉の欲と罪の支配から解放し
愛に満ちあふれる聖霊の支配下に、移して下さるお方なのです。
【今日の聖書】
自分の肉に蒔く者は、肉から滅びを刈り取り、
霊に蒔く者は、霊から永遠の命を刈り取ります。
ガラテヤの信徒への手紙 6章8節