神の協力者
パウロは自分のことを、神の協力者と言っています。
わたしたちはまた、
神の協力者としてあなたがたに勧めます。
神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。
コリントの信徒への手紙二 6章1節
ここで協力者と訳されている言葉は、ギリシア語では以下のようになります。
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一緒に働く,共に働く,助けて働く |
神と共に働いているという、認識だったことがわかります。
すなわち、自分ひとりで働いているという認識でもなければ、
人間同士で働いているという認識でもなかったわけです。
神が計画し、神が実行に移されている働きに
「自分も参加している」という認識だったのです。
パウロの伝道旅行と、よく言われますが
神が計画し、神によって人選がなされ、
伝道開始の時期も、神によって定められた働きだったわけです。
パウロはそれに参画して、神に協力して働いていたという認識だったのです。
彼らが主を礼拝し、断食していると、聖霊が告げた。
「さあ、バルナバとサウロをわたしのために選び出しなさい。
わたしが前もって二人に決めておいた仕事に当たらせるために。」
使徒言行録 13章2節
私たちも同様に、自分が考え自分で計画した働きを自分だけでしているのではなく
神が計画され、神によって召されて自分に与えられた働きを
神と共に行っている、神の協力者なのです。
【今日の聖書】
わたしたちはまた、
神の協力者としてあなたがたに勧めます。
神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。
コリントの信徒への手紙二 6章1節