母の胎内にいる時から罪人
ダビデが自分の罪を悔い改めていた時、
「母がわたしを身ごもったときも
わたしは罪のうちにあったのです。」と語っています。
わたしは咎のうちに産み落とされ
母がわたしを身ごもったときも
わたしは罪のうちにあったのです。
詩編 51編7節
ここからわかることは、人は、母の胎内にいる時から
すでにその時点で、もう罪人であるということです。
生まれたての赤ちゃんは、とてもかわいいですがすでに罪人なのです。
胎内にいる時点で罪人ということは、生まれた時にはすでに罪人なのです。
ですから人間は、「生まれた直後は何の罪もない聖くてかわいい幼子」なのではなく
「生まれた時から、神の前に紛れもなく罪人」なのです。
救い主イエス・キリストによる罪の赦しは、
生まれたての赤ちゃんにも、必要なのです。
何もわからない生まれたての赤ちゃんは、
まだ罪も何も知らず、何もわからず
何の汚れもない聖い存在だ、というわけではないのです。
人間である以上、年齢に関係なくれっきとした罪人なのです。
【今日の聖書】
神よ、わたしを憐れんでください
御慈しみをもって。
深い御憐れみをもって
背きの罪をぬぐってください。
わたしの咎をことごとく洗い
罪から清めてください。
あなたに背いたことをわたしは知っています。
わたしの罪は常にわたしの前に置かれています。
あなたに、あなたのみにわたしは罪を犯し
御目に悪事と見られることをしました。
あなたの言われることは正しく
あなたの裁きに誤りはありません。
わたしは咎のうちに産み落とされ
母がわたしを身ごもったときも
わたしは罪のうちにあったのです。
詩編 51編3〜7節