癒されて力ある証人となった人たち
目の見えなかった人たちも、癒されてイエス・キリストに従っています。
名前が記されている人は、バルティマイです。
一行はエリコの町に着いた。
イエスが弟子たちや大勢の群衆と一緒に、エリコを出て行こうとされたとき、
ティマイの子で、バルティマイという盲人の物乞いが道端に座っていた。
マルコによる福音書 10章46節
盲人は上着を脱ぎ捨て、躍り上がってイエスのところに来た。
イエスは、「何をしてほしいのか」と言われた。
盲人は、「先生、目が見えるようになりたいのです」と言った。
そこで、イエスは言われた。
「行きなさい。あなたの信仰があなたを救った。」
盲人は、すぐ見えるようになり、なお道を進まれるイエスに従った。
マルコによる福音書 10章50〜52節
この人がイエスの大きな証人になったことは、想像に難くありません。
目がはじめから見えていた人には、決してできない証しをすることができたのです。
「イエスは見えなかった私の目を、見えるようにしてくださいました」
という証しは、元々見えなかった人でなければ、できない証しです。
イエスは、人々からは不幸と思われていたことを、まったくひっくり返されて
他の人々よりも幸いな人へと変えていかれたのです。
【今日の聖書】
イエスが深く憐れんで、その目に触れられると、
盲人たちはすぐ見えるようになり、イエスに従った。
マタイによる福音書 20章34節