戒めても聞かないわがまま息子は石打ち?
申命記には非常に厳しい戒めがあります。
父の言うことも母の言うことも聞かず、
戒めても聞き従わない息子は、石で打ち殺せという戒めです。
そのことによって、民の中から悪を取り除き
民がこのことを聞いて、恐れを抱くためでした。
それ程、父母に聞き従わないということは恐ろしいことでした。
イエス・キリストは、そのような罪人であるわがままな者のために
ご自分が身代わりになって、十字架で死んでくださったのです。
本来死ななければならなかったのは、わがまま息子でしたが
実際に刑を受けて死んでくださったのは、イエス・キリストなのです。
これがキリストによる罪の赦しであり、救いなのです。
今は、石で打ち殺す必要はありません。
逆に赦しを伝えて、解放を求めて祈ります。
ザアカイを変え、サマリアの女性を変え、パウロを変えたイエスは、
今も私たちを変えて下さるのです。
【今日の聖書】
ある人にわがままで、反抗する息子があり、
父の言うことも母の言うことも聞かず、
戒めても聞き従わないならば、
両親は彼を取り押さえ、
その地域の城門にいる町の長老のもとに突き出して、
町の長老に、
「わたしたちのこの息子はわがままで、反抗し、
わたしたちの言うことを聞きません。
放蕩にふけり、大酒飲みです」と言いなさい。
町の住民は皆で石を投げつけて彼を殺す。
あなたはこうして、
あなたの中から悪を取り除かねばならない。
全イスラエルはこのことを聞いて、恐れを抱くであろう。
申命記 21章18〜21節