今日のできごと


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2018/8/20(月)



時を見分ける

 ファリサイ派の人々は、救い主イエス・キリストが
 来られた時、神が救い主を送られたということを理解できずにいました。
 救い主の到来の時にそこにいたにもかかわらず、理解できなかったのです。

 イエスの前に、バプテスマのヨハネが現れていて、
 イエスこそメシアであると宣言していたのにもかかわらず
 イエスがメシア、すなわち救い主だと信じられずにいました。

 聖書を知らない人々ではなく、聖書に精通していたはずの
 律法学者やファリサイ派の人々が、そうだったのです。
 救いの時であったのに、救いの時であることがわかっていませんでした。

 偽善者よ、このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、
 どうして今の時を見分けることを知らないのか。」
 ルカによる福音書 12章56節

 目の前に救い主がおられるのに、救い主とわからず
 救い主が来られた時に、その場に居合わせたにもかかわらず、
 その時が救いの時だと、わからなかったのです。

 わたしたちは、しばしば見当違いをしてしまいます。
 その見当違いは、自分自身の罪によることが多いのです。
 自分の考えが、いつでも正しいと思い込んでしまっていると間違います。

 ファリサイ派の人々を、笑うことができません。
 私たちも同じ過ちを、犯す可能性が多分にあります。
 今の時がどんな時なのか、主によって教えて頂きましょう。

 今の時に生きる私たちは、今がどういう時であるのか
 主に教えて頂いて、今の時のチャンスを、みすみす逃してしまうことなく
 今のこの時を、充分に生かして用いていきましょう!

 【今日の聖書】
 イエスはまた群衆にも言われた。
 「あなたがたは、雲が西に出るのを見るとすぐに、
  『にわか雨になる』と言う。実際そのとおりになる。
  また、南風が吹いているのを見ると、
  『暑くなる』と言う。事実そうなる。
  偽善者よ、
  このように空や地の模様を見分けることは知っているのに、
  どうして今の時を見分けることを知らないのか。」
 ルカによる福音書 12章54〜56節


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