脅されたのにもかかわらず
ペトロとヨハネは、足の不自由な人を癒やし、
神殿で、イエスの復活とイエスを信じる信仰による癒しを人々に語りました。
その結果捕らえられ、牢に入れられ、翌日に議会に連れだされます。
そして議会で、イエスの名によって語るなと脅されています。
脅しを受けたペトロとヨハネは、仲間たちの所に行って報告し、
一緒に祈りました。
さて二人は、釈放されると仲間のところへ行き、
祭司長たちや長老たちの言ったことを残らず話した。
使徒言行録 4章23節
「脅されないように」と祈ったのではなく、
「思い切って大胆に御言葉を語ることができるようにしてください」と
祈っています。
「この悪い状況から解放してください」と祈ったのではありません。
「脅されていますが、だからこそ語らせてください」と祈っているのです。
脅しに屈しない姿勢が、そこに見られます。
彼らのその一致した祈りが、危機的状況を変えていきました。
脅されたその直後に、ひとつとなって祈ると、
聖霊に満たされたのです。
脅されている状況は変わっていませんが、
彼らの状況は変わりました。聖霊にいよいよ満たされていったのです。
そして、大胆に神の言葉を語りだしているのです。
【今日の聖書】
主よ、今こそ彼らの脅しに目を留め、
あなたの僕たちが、
思い切って大胆に御言葉を語ることができるようにしてください。
どうか、御手を伸ばし聖なる僕イエスの名によって、
病気がいやされ、
しるしと不思議な業が行われるようにしてください。」
使徒言行録 4章29〜30節