今日のできごと


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2018/4/23(月)



主の耳に達するほどの激しい不満

1.民は主なる神に対して激しく不満を言った

 エジプトを脱出したイスラエルの人々は、
 主なる神に対して、激しく不満を言いました。

 民は主の耳に達するほど、激しく不満を言った。
 主はそれを聞いて憤られ、主の火が彼らに対して燃え上がり、
 宿営を端から焼き尽くそうとした。
 民数記 11章1節

 主なる神はそれを聞いて憤られ、主の火が彼らに対して燃え上がりました。
 主は不満を言った人々を、火によって裁こうとされたのです。
 主に対する不満は、主に喜ばれるものではありませんでした。

2.神の恵みをまったく忘れて不満を言っている

 イスラエルの人々は、エジプトで奇蹟を目の当たりにし、
 神の力によって葦の海が別れるのを見つつ、その間の道を通る体験をし、
 追ってきたエジプト軍が、神の力によって海に沈むのを目撃し、

 マラの苦くて飲めない水が、甘くなる奇蹟を目撃し、その水を飲み、
 天から降る神からの食べ物「マナ」によって養われていたのです。
 にもかかわらず、民は激しく不満を言ったのです。

 神の恵みをまったく忘れているような状態です。
 あれだけの神の助けと恵みを忘れてしまったのか?というような状況です。
 どんなに、そこまでくる間に神の恵みを受けたことでしょうか?

 にもかかわらず、不満を言っていたのです。しかも激しくです。

3.神は激しい不満を裁かれた

 何が起こったでしょうか?
 主の火が彼らに対して燃え上がったのです。
 主の火は燃え上がり、宿営を端から焼き尽くそうとしました。

 不満は主が聞いておられます。
 激しく不満を言ってしまったら、それは主が悲しまれることなのです。
 この時は、主が裁きの火を燃え上がらせました。

 民はモーセに助けを求めて叫びをあげた。
 モーセが主に祈ると、火は鎮まった。
 民数記 11章2節

 民はモーセに対して助けを求めて叫び声をあげました。
 モーセが主に祈って初めて、火は鎮まったのです。
 モーセの祈りがなければ、焼き尽くされていたところでした。

むすび.不満ではなく感謝を選び取れ!

  (1) 不満は罪であって捨て去るべきもの

 民の神に対する激しい不満は、神ご自身が裁かれました。
 私たちは、今イエス・キリストによってすべての罪が赦されていますが
 だからと言って、罪を決して犯すがままになっていてはならないのです。

 不満は、罪であって捨て去るべきものです。
 民は、不満ではなく感謝をこそ、神にささげるべきだったのです。
 出エジプトした人々のうち成人だった人々は、不平を言ったため

 カレブとヨシュア以外はみんな、約束の地に入ることができず、
 40年の荒野の旅程の中で、死んでしまったのです。
 これは私たちに、大きな警告を与えています。

 不満がいかに主に喜ばれないものであるか、ということを教えています。
 不満は主の前に罪です。そして捨て去るべきものなのです。
 不満は決して、主に喜ばれるものではありません。

  (2) 不満を言いたくなるようなその時こそが私たちの戦いの時

 必要なものがそこになかった時、うまくいかなかった時、
 自分の思い通りにならなかった時
 人が、ちゃんとやってくれなかった時、約束を破られたとき、

 自分の期待通りに動いてくれなかった時、
 不満を言いたくなる状況は、数多くあります。
 しかしそこが勝負なのです。それこそが私たちの戦いなのです。

 その時こそ、み言葉を思い出す必要があります。

 民は主の耳に達するほど、激しく不満を言った。
 主はそれを聞いて憤られ、主の火が彼らに対して燃え上がり、
 宿営を端から焼き尽くそうとした。
 民数記 11章1節

  (3) 御霊の与える剣である聖書の言葉で不満を退け感謝を選び取って勝利する

 不満を言う前に、主がしてくださったことを数えて感謝するのです。
 今日も不満から解放され、すべてのことについて感謝する1日を
 過ごしていきたいと願います。

 たとえ周囲のすべてが、不満にとらわれていても、
 ヨシュアとカレブのように、信仰によって神を信頼し、
 周囲の不満に同調せずに、感謝していくのです。喜んでいくのです。

 【今日の聖書】
 いつも喜んでいなさい。
 絶えず祈りなさい。
 どんなことにも感謝しなさい。
 これこそ、キリスト・イエスにおいて、
 神があなたがたに望んでおられることです。
 テサロニケの信徒への手紙一 5章16〜18節


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