わたしの胸が思い煩いに占められたとき
神は、思い煩いを取り除き、その代わりに慰めを与えて下さるお方です。
詩編94編の作者は、こう書いています。
わたしの胸が思い煩いに占められたとき
あなたの慰めが
わたしの魂の楽しみとなりました。
詩編 94編19節
思い煩わずにはおれないほどのひどい状況の中で、
神は慰めを与えて下さいました。
詩編94編の作者が置かれていた状況は、命の危険と隣り合わせの状況でした。
敵が一団となって神に従う人の命をねらい
神に逆らって潔白な人の血を流そうとしている、
そのような状況だったのです。
にもかかわらず、魂の楽しみとなるような慰めを
神は与えて下さったのです。
ひどい状況でなければ体験できなかったであろう慰めです。
【今日の聖書】
94:19 わたしの胸が思い煩いに占められたとき
あなたの慰めが
わたしの魂の楽しみとなりました。
94:20 破滅をもたらすのみの王座
掟を悪用して労苦を作り出すような者が
あなたの味方となりえましょうか。
94:21 彼らは一団となって神に従う人の命をねらい
神に逆らって潔白な人の血を流そうとします。
94:22 主は必ずわたしのために砦の塔となり
わたしの神は避けどころとなり
岩となってくださいます。
94:23 彼らの悪に報い
苦難をもたらす彼らを滅ぼし尽くしてください。
わたしたちの神、主よ
彼らを滅ぼし尽くしてください。
詩編 94編19〜23節