長生きをしたいと思う人は多いでしょう。
　けれども、一体自分はいつまで生きるのだろうか、
　寿命は何年なのだろうかということは、誰にもわかりません。

　さらにその寿命を、少しでも伸ばせるかと言えば
　それは無理でしょう。そもそも、元々の寿命すらわからないのですから
　伸ばそうにも、伸ばしようがありません。

　健康に気を付けて、からだに良いものを食べて、
　適度な運動をしていれば、寿命が延びてゆくでしょうか？
　果たしてそれだけで、寿命が延びるでしょうか？

　ところが、私達の寿命を延ばすことは、
　神にとって、ごく小さな事と言われています。

　あなたがたのうちのだれが、思い悩んだからといって、
　寿命をわずかでも延ばすことができようか。
　こんなごく小さな事さえできないのに、
　なぜ、ほかの事まで思い悩むのか。
　ルカによる福音書　１２章２５〜２６節

　まるでレベルが違うのです。
　神は私たちの造り主です。創造主です。
　頭の中の脳も、顔にある目鼻口耳などのセンサー的役目をする部分も、

　心臓から肝臓、腎臓、胃腸のような内蔵も、
　骨も筋肉も血管も、すべて神の設計の元、神が造られたのです。
　創り主が私たちのことをすべてご存知であるのは、当然と言えば当然です。

　ですから神にとって、私たちの寿命を延ばすことぐらい
　「ごく小さな事」に過ぎないのです。
　私達にとって一大事であっても、神にとっては「ごく小さな事」なのです。

　その神が、私達と共にいて下さり、私たちの祈りを聞いて下さるのですから
　私達は、何も、本当に何も思い煩う必要はないのです。
　心配になったら、神に祈って平安を頂きましょう。

　【今日の聖書】
　思い煩いは、何もかも神にお任せしなさい。
　神が、あなたがたのことを
　心にかけていてくださるからです。
　ペトロの手紙一　５章７節