どこにでも反対者はいた
イエスが何をしても、そこには味方する人々と反対する人々がいました。
反対者として代表的なのが、ファリサイ派の人々であり
また律法学者たちでした。祭司長たちもそうでした。
宗教的指導者たちが、こぞってイエスに反対していたのです。
イエスだけではありません。パウロの伝道旅行の時もそうでした。
福音が宣べ伝えられていくところどこでも、必ず2派に分かれていくのです。
私達も同じです。イエスの福音を語っていきますが、
すべての人が、イエスを受け入れてくれると期待できません。
必ず反対する人が、出てきます。
これは、イエスご自身体験されていたことなのです。
すべての人に受け入れられるということは、あり得ません。
けれども反対する人をイエスは、最後まで愛しておられたのです。
イエスの教えは、「敵を愛しなさい」なのです。
愛さなくていい人など、この世に一人もいないのです。
たとえ迫害されても、決して憎んだり恨んだりしてはならないのです。
【今日の聖書】
「あなたがたも聞いているとおり、
『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。
しかし、わたしは言っておく。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
マタイによる福音書 5章43〜44節