本当に自分の罪に抵抗して戦うと...
自分自身の罪がよくわかってくるようになると、どうなるでしょうか?
イエス・キリストによる罪のゆるしの大きさが、いかに大きかったかが
わかるようになってきます。「こんなひどい自分がゆるされたのか!」
そして赦しを感謝するとともに、
何とかそれらの罪から離れたいと、願うようになります。
自分の罪との戦いが始まるのです。
この戦いこそが、内なる戦いとして厳しい戦いなのです。
聖書の中に、断食して祈った人が数多く出てきます。
断食は、食欲との戦いです。「食べたい」という食欲との戦いなのです。
罪との戦いも似ています。
何もせずにそのままだと、罪の誘惑に容易に負けてしまいますが、
罪の誘惑と戦っていくときに、勝つことができます。
その戦いが厳しい戦いなのです。
罪との戦いについて、聖書の中に次のように書かれています。
あなたがたはまだ、
罪と戦って血を流すまで抵抗したことがありません。
ヘブライ人への手紙 12章4節
罪との戦いは本来「血を流すまで抵抗する」
それぐらいの戦いであるはずなのだ、というのです。
自分自身の罪との戦いというのは、そういうものなのです。
私たちにはその自覚が足りないと、教えられます。
私たちには、自分自身の罪の大きさを正しく自覚することと
その罪と真剣に戦っていくことが、求められています。
【今日の聖書】
あなたがたはまだ、
罪と戦って血を流すまで抵抗したことがありません。
ヘブライ人への手紙 12章4節