罪の過小評価
私たちは皆、罪人です。
では、どの程度の罪なのでしょうか?
聖書には、何と書いてあるでしょうか?
また、人間にはただ一度死ぬことと、
その後に裁きを受けることが定まっている
ヘブライ人への手紙 9章27節(抜粋)
死後、神の裁きを受けねばならない程の罪なのです。
その裁きは、どのような裁きなのでしょうか?
裁かれた後、裁かれた人はどうなってしまうのでしょうか?
その名が命の書に記されていない者は、
火の池に投げ込まれた。
ヨハネの黙示録 20章15節
罪のままで神の前に出たなら、火の池に投げ込まれてしまうのです。
「永遠に火で焼かれて苦しまねばならない」という裁きを
受け続けなければならない程の、極めて大きな罪なのです。
永遠の滅びである「火の池」に投げ込まれて
そこで永遠に、苦しみ続けなければならない、
それ程の、極めて大きな罪なのです。
私たちは、このような極めて大きな罪を持った存在ですが、
あたかもそんな罪を持っていないかのように、生きています。
自分の力だけで、何とか正しい生活ができると思っているのです。
実は自分の罪に気づかずにいたり、無意識のうちに隠したりしているのです。
そして自分は正しい存在だと、思おうとしているのです。
また他の人の悪を見て、自分は彼よりはましだと考えてしまうのです。
自分の罪を、過小評価しているのです。
恐ろしく大きな罪を抱えているにもかかわらず、
「私は良い人間で良いことができる」と考えながら、生きているのです。
とんでもないのです。
そのまま放っておいたら、確実に永遠の滅びに投げ込まれてしまう程の
極めて大きな罪を持った存在なのです。
【今日の聖書】
人は皆、罪を犯して神の栄光を受けられなくなっていますが、
ただキリスト・イエスによる贖いの業を通して、
神の恵みにより無償で義とされるのです。
ローマの信徒への手紙 3章23〜24節