弟子たちはその言葉が分からなかった
イエスが弟子たちに、十字架の予告を語った時、
弟子たちは、その言葉が分かりませんでした。
さらに彼らは、怖くてその言葉について尋ねられなかったのです。
イエスと共にいた弟子たちも、わけがわからずにいたことが
多かったのです。というよりも、ほとんどわかっていなかった
と言った方が良いほどです。
それは、十字架の時に明らかになります。パニック状態になるのです。
イエスの十字架と、その次に起るイエスの復活を予想していたら、
逃げたり部屋に鍵をして閉じこもったりは、していなかったでしょう。
期待に胸膨らませて、主の復活を待ち望んでいたことでしょう。
まったく逆だったのです。復活のことを語った女性たちの言葉を
信じられなかったのです。わからなかったのです。
わかっていなかった弟子たちですが、やがて聖霊が注がれて
大きく大きく、用いられることになります。
聖霊が注がれるということが、いかに素晴らしいことであるかがわかります。
私達もわからないことだらけかもしれませんが、
聖霊が教えて下さいますから、聖霊を求めて今日も祈っていきましょう!
聖霊は、私達に真理を教えて下さる方だからです。
【今日の聖書】
「この言葉をよく耳に入れておきなさい。
人の子は人々の手に引き渡されようとしている。」
弟子たちはその言葉が分からなかった。
彼らには理解できないように隠されていたのである。
彼らは、怖くてその言葉について尋ねられなかった。
ルカによる福音書 9章44〜45節