福音のためならどんなことでも
1.パウロは福音のためならどんなことでもしますと語った
パウロは語っています。
「福音のためなら、わたしはどんなことでもします」と。
福音のためなら、わたしはどんなことでもします。
それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。
コリントの信徒への手紙一 9章23節
実際パウロは、そのように行動していました。
当時の異邦人世界に出ていって、宣教旅行をし続けたのです。
ユダヤ人に対してはユダヤ人のように、
異邦人に対しては異邦人のようになって、福音を伝え続けていったのです。
福音は、それほどまでになくてはならない重要なものなのです。
福音とは、「信じる者すべてに救いをもたらす神の力」なのです。
2.福音こそすべての人を救う神の力
わたしは福音を恥としない。
福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、
信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。
ローマの信徒への手紙 1章16節
福音とは、「イエス・キリストの十字架の血潮によって罪が赦される」ことです。
それを信じれば、誰もが赦されて永遠の命を得ることができるのです。
福音は、信じる者すべてに救いをもたらすのです。
自分の罪を認め、イエス・キリストの十字架の血潮によって
私の罪が赦されると信じるなら、誰でも救われるのです。
例外はありません。
イエス・キリストは十字架の死の後の復活によって、
ご自身が正真正銘の、神の子救い主であることを示されました。
イエス・キリストこそ、正真正銘の本当の救い主なのです。
救い主イエス・キリストを信じる者は、誰でも罪が赦されて救われるのです。
信じたら永遠の命を受けて、死んだ後も天において永遠に生き続けるのです。
これを、パウロは伝え続けていきました。
3.福音宣教こそイエス・キリストの重大命令
イエス・キリストの昇天前に命じられたことも、まさに福音を伝えることでした。
それから、イエスは言われた。
「全世界に行って、すべての造られたものに福音を宣べ伝えなさい。
マルコによる福音書 16章15節
パウロのしていたことは、まさにこのイエスの命令されていたことだったのです。
異邦人世界に出ていって、アジアでもマケドニアでもローマでも
福音を伝えたのです。そこに住む人々のようになって伝えていったのです。
むすび. わたしたちもパウロに倣って行動してゆく
私たちもその姿勢を模範にして、何よりも大切な福音を伝えたいと願っています。
自分たちの楽しみを求めるのではなく、隣人の救いを求めていきます。
福音を宣べ伝えることこそ、私たちにとって最も重要な最優先の使命なのです。
【今日の聖書】
福音のためなら、わたしはどんなことでもします。
それは、わたしが福音に共にあずかる者となるためです。
コリントの信徒への手紙一 9章23節