今日のできごと


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2017/11/26(日)



勝利するために敵を知ること

 1.蚊のように弱くても敵は敵

 流山の某所に住んでいた時、4月から12月まで蚊に悩まされ続けました。
 家の至近距離に排水桝があったのですが、どうやらそこが発生源だったようで
 さすがに1月、2月はいませんでしたが、4月には既に発生していました。

 蚊など手でたたけば簡単に退治できる、弱くて小さい生き物なのですが
 弱いからと言って何も防御せずにいたら、どんどん血を吸われ、
 痒さに悩まされ、それが夜間なら安眠も妨げられてしまいます。

 小さく弱い蚊でも、侮れないのです。
 きちんと対処して、蚊との戦いに勝利しておかなければなりません。
 特に家の中に、乳幼児がいた場合、彼らを守ってあげる必要があります。

 2.敵を知れ

 そのためには、どうすればよいでしょうか?
 蚊がどのように発生し、どこから侵入しているかその行動パターンを
 正しく理解していれば、防御方法も自然と見えてきます。

 なるほど、この排水桝が発生源か!とわかれば、そこに蓋ができます。
 この網戸の破れ口から侵入していたか!とわかれば、
 網戸の破れを修繕することもできます。

 敵を知ることが大事なのです。
 どんなに弱い相手でも、その相手に隙を突かれたら負けます。
 不意打ちにも、まず対応できないでしょう。

 あらかじめ、敵の行動パターンを良く知っておき、
 常日頃から、その攻撃に備えておく必要があるのです。
 弱いからと言って、無視していたら、

 何も対策をしなかったなら、やられ続けてしまいます。
 たとえ弱くても、無力でも、敵は敵なのです。
 無関心は危険です。正しく敵を知って対策をしていましょう。

 3.キリストの前に無力な悪魔も無視できない敵

 悪魔も、イエス・キリストの前には赤ん坊のように無力です。
 決してイエス・キリストに勝つことはできないのです。
 けれども私たちが罪という隙を作ってしまうと、そこから入り込まれます。

 敵がいなければ、隙をいくら作っても大丈夫でしょう。
 しかし実際、隙を狙う敵がいるのです。
 誘惑を仕掛け、罪を犯させようとする敵が四六時中攻撃をしかけてきます。

 罪に対しては、よくよく警戒していることが必要です。
 故意の罪を犯さないようにする意志、気付かずに犯す罪も、
 できるだけ減らそうという意志が、私たちに求められています。

 そして、神の武具で身を鎧うのです。

 【今日の聖書】
 悪魔の策略に対抗して立つことができるように、
 神の武具を身に着けなさい。
 わたしたちの戦いは、
 血肉を相手にするものではなく、
 支配と権威、暗闇の世界の支配者、
 天にいる悪の諸霊を相手にするものなのです。
 エフェソの信徒への手紙 6章11〜12節


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