今日のできごと


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2017/9/17(日)



台風18号通過

 台風の影響で、松江市内も夕方から風雨が強くなりました。
 夜になって市内でも、避難勧告が出た地域がありました。
 松江市防災安全課から、下記のような防災メールが来ました。

 先ほどの地区に加えて、
 東出雲町出雲郷地区・春日地区、竹矢町大門地区、大門川向地区を追加します。
 (先ほどのメール)
 意宇川の水位上昇に伴い次の地区に、20時30分避難勧告を発令します。
 松江市大草町大草地区
 松江市東出雲町今宮地区
 避難所は竹矢公民館、大庭公民館、出雲郷小学校を開設します。
 夜間のため周囲の安全を十分に確認し避難してください。
 避難が困難な場合には建物の二階など高いところに避難してください。
 ≪発信元 防災安全課≫

 今回の台風は、松江市内にも、避難勧告を出すほどの台風でした。

 1.嵐の海に投げ込まれたヨナ

 聖書の中にも、嵐に遭遇した人が大勢出てきます。
 預言者ヨナは、神の命令に従いたくなくて逃げますが、
 そこで嵐に会い、海に投げ込まれ、魚に飲み込まれて悔い改めます。

 彼らがヨナの手足を捕らえて海へほうり込むと、
 荒れ狂っていた海は静まった。
 人々は大いに主を畏れ、いけにえをささげ、誓いを立てた。

 さて、主は巨大な魚に命じて、ヨナを呑み込ませられた。
 ヨナは三日三晩魚の腹の中にいた。
 ヨナは魚の腹の中から自分の神、主に祈りをささげて、言った。

 苦難の中で、わたしが叫ぶと
 主は答えてくださった。
 陰府の底から、助けを求めると
 わたしの声を聞いてくださった。
 ヨナ書 1章15節〜2章3節


 2.ガリラヤ湖で嵐に会った弟子たち

 イエスの弟子たちは、ガリラヤ湖で嵐に会い、
 風と波を静めるイエスの奇蹟を、体験しています。
 そしてイエスに対する見方が、変えられます。

 イエスが舟に乗り込まれると、弟子たちも従った。
 そのとき、湖に激しい嵐が起こり、舟は波にのまれそうになった。
 イエスは眠っておられた。

 弟子たちは近寄って起こし、
 「主よ、助けてください。おぼれそうです」と言った。
 イエスは言われた。
 「なぜ怖がるのか。信仰の薄い者たちよ。」
 そして、起き上がって風と湖とをお叱りになると、
 すっかり凪になった。

 人々は驚いて、
 「いったい、この方はどういう方なのだろう。
  風や湖さえも従うではないか」と言った。
 マタイによる福音書 8章23〜27節

 3.ローマへの護送の船旅で嵐に会ったパウロ

 使徒パウロは、ローマへ護送される途上、海上で嵐に会っています。

 しかし、間もなく「エウラキロン」と呼ばれる暴風が、
 島の方から吹き降ろして来た。
 船はそれに巻き込まれ、風に逆らって進むことができなかったので、
 わたしたちは流されるにまかせた。
 使徒言行録 27章14〜15節

 船の制御が効かなくなるような、嵐に遭遇しています。
 太陽も星も見えず、助かる見込みがなくなったかのように
 みえる状態になったと記されています。

 幾日もの間、太陽も星も見えず、
 暴風が激しく吹きすさぶので、
 ついに助かる望みは全く消えうせようとしていた。
 使徒言行録 27章20節

 しかし、漂着したのはローマに近いマルタ島でした。
 嵐の中で着実に、目的地に向かって舟は進んでいたのでした。

 わたしたちが助かったとき、
 この島がマルタと呼ばれていることが分かった。
 使徒言行録 28章1節

 むすび.
 嵐に遭遇した人々は、嵐によってどうなったでしょうか?
 ヨナは悔い改めに導かれ、弟子たちはイエスの奇蹟を体験し、
 パウロは、マルタ島の人々に宣教できるようになったのです。

 最悪に見える嵐は、最善へと人々を導いていたことがわかります。
 私達にも、最悪と見える嵐のような状況が訪れているかもしれません。
 しかし大丈夫です。嵐の後には、必ず素晴らしい祝福が用意されているのです。

 【今日の聖書】
 神を愛する者たち、
 つまり、御計画に従って召された者たちには、
 万事が益となるように共に働くということを、
 わたしたちは知っています。
 ローマの信徒への手紙 8章28節


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