神在祭
今日から7日間、出雲大社では
神在祭が行われます。
出雲大社から西へ徒歩20分くらいの場所にある
「出雲大社の境外摂社・
上宮」と言う場所で
神々による
神議という
会議が開かれるということで、そこで祭りを執り行うようです。
神々の宿泊所となる境内の
十九社でも、連日祭りが行われるとのことです。
出雲大社の
大国主命の所に、全国の神々が集合していることになっています。
神々が全国的にいなくなるので、全国的には
神無月で、
出雲は
神在月です。
ただし、伊勢神宮の
天照大御神と、
諏訪大社の
建御名方神だけは
参集しないそうです。
天照大御神は、国譲りで国の支配権を奪った側で、
建御名方神は、国譲りに反対して
大国主命の所から諏訪に逃げたからです。
出雲観光ガイドによると、
この祭事期間、神々の会議や宿泊に粗相があってはならぬというので、
土地の人は歌舞を設けず楽器を張らず、第宅を営まず(家を建築しないこと)、
ひたすら静粛を保つことを旨とするので、「御忌祭」ともいわれています。
ということです。ここ1週間は、大社のあたりでは静粛が保たれるようです。
【今日の聖書】
エリヤはすべての民に近づいて言った。
「あなたたちは、いつまでどっちつかずに迷っているのか。
もし主が神であるなら、主に従え。
もしバアルが神であるなら、バアルに従え。」
民はひと言も答えなかった。
列王紀上 18章21節
※
今月18日から旧暦の神在月です