今日のできごと
2016/9/2(金)

松江の出来事ではありませんが、以前実際にあったことです。
ある高校生が2人、部活へ行こうと歩いていました。
すると前に、靴のかかとをつぶしてゆっくり歩く、
3人の若者がいました。
ふたりの高校生は、彼らを追い抜こうとして、
そのそばを通過しようとしたところ、
そのひとりが、グイと手を掴まれました。
「まずい!」と思ったもう一人は、走って逃げました。
すると3人のうちのひとりが、追いかけてきました。
そこで逃げた高校生は、駅前の交番に駆け込みました。
警察官に事情を話すと、今度は警察官が彼らを追いかけました。
そして、今度は彼らが逃げました。
けれども、結局警察に捕まり連れていかれました。
彼らは、恐喝して金を奪い取ろうとしていたということです。
高校生たちは、金をとられることなく、
無事に、学校に行くことができました。
もしこの被害者の高校生たちが、はじめから
警察官と一緒に歩いていたら、どうだったでしょうか?
恐喝されることなど、絶対になかったでしょう。
それどころか、3人の方から先に逃げていたでしょう。
一緒にいるのが、誰であるかということで、
敵対者の対応は、全く違ってくるのです。
攻撃しようとする相手が、いかに自分より弱かったとしても、
その弱い人と一緒に、自分よりも権威ある力強い人がいては、
どうすることもできないのです。
イエス様を信じて生きるということは、そういうことです。
イエス様を信じて生きている人は、
権威ある、力強いイエス様と一緒に生きているのです。
イエス様と一緒でなければ、悪魔は向かってくるでしょう。
しかし、イエス様を信じてイエス様と一緒に生きている限り
悪魔は近づけません。悪魔の方から逃げ出すのです。
警察官に追われて逃げる、不良たちのように、
悪魔は、逃げてゆくのです。逃げるしかないのです。
私たちは、何も恐れる必要はないのです。
信じるひとりひとりには、イエス・キリストの
御名の権威が与えられています。
悪魔を怖がる必要はありません。権威を使えばよいのです。
ただし、イエス様を信じて、罪を悔い改め、
イエス様と一緒に歩んでいればの話です。
罪をそのままにして、すきを与えてはなりません。
【今日の聖書】
イエスは言われた。
「わたしは、
サタンが稲妻のように天から落ちるのを見ていた。
蛇やさそりを踏みつけ、
敵のあらゆる力に打ち勝つ権威を、
わたしはあなたがたに授けた。
だから、あなたがたに害を加えるものは何一つない。
しかし、悪霊があなたがたに服従するからといって、
喜んではならない。
むしろ、
あなたがたの名が天に書き記されていることを喜びなさい。」
ルカによる福音書 10章18〜20節