今日のできごと
2016/9/15(木)

松江市立図書館の館長さんのお話によると、
松江市の中心部は、昔から水害に見舞われてきたそうです。
江戸時代には、家が流されることもあったそうですが
それでも負けずに、同じ場所に住み続けてきたとのことでした。
城を造るときに、周囲を埋め立てた関係で、低地が多く
水運の利便性を優先した結果、水害にあいやすくなったようです。
昭和47年の浸水被害図を見ると、江戸時代に
川や湖を埋め立てる以前の湖岸線が、よくわかるといいます。
なるほど地図を見ると、どの辺が埋め立て地なのかが見えてきます。
現在これが問題になっており、いかに景観を残したまま
治水をするかという、相反する条件を両方満たすことが
難しいようです。
景観か防災か、どちらを優先すればよいのでしょうか?
人間の命のためには、どちらが優先されるべきかということを考えれば
自然に答えは出てくるのではないか、と思います。
【今日の聖書】
人は、たとえ全世界を手に入れても、
自分の命を失ったら、何の得があろうか。
自分の命を買い戻すのに、
どんな代価を支払えようか。
マタイによる福音書 16章26節