今日のできごと
2016/6/9(木)

今日は雨で自転車が使えないと思い、
3キロほどの道を、歩きました。
しかし雨はやみ、晴天になって暑くなりました。
自転車にしておけばよかったかと思いつつ、歩いていましたが、
昔の人たちは、途方もない距離を歩いていたんだなと
思いをはせました。
出エジプト記によれば、エジプトを脱出したイスラエルの民は、
カナンの地を目指して、羊などの家畜を連れて、
徒歩で旅したようです。
家財道具一切を携えて、小さな子供もつれて、
その上、羊などの家畜も一緒に旅をするというのは、
どれほど大変だったことだろうと思います。
アブラハムも、同じように家畜連れで旅していますし、
ヤコブも、叔父ラバンの家から同様の旅をしています。
ダビデに至っては、サウル王に命を狙われながら歩き回っています。
昔の人たちが、本当によく歩いたということが
聖書を見るとわかります。
けれども現在でも、全くないわけではありません。
モンゴルの遊牧民の方々も、移動式家屋ゲルを使い
羊などの家畜とともに、旅してまわりますので、
聖書時代の人々と似ているなと思います。
もしかしたら、聖書時代の人々も、モンゴルの
ゲルに似た移動式住居で、旅していたのかもしれません。
【今日の聖書】
アブラムは妻のサライ、
甥のロトを連れ、
蓄えた財産をすべて携え、
ハランで加わった人々と共にカナン地方へ向かって出発し、
カナン地方に入った。
創世記 12章5節