今日のできごと


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2016/5/20(金)


 今日はルツ記3章を読んで感じたことを、分かち合いました。
 今日もまた、良い分かち合いができました。
 ルツ記を読むと、感動を覚えます。

 ナオミもルツも女性ですが、
 男性のボアズより先に、女性たちが行動を起こしています。
 ルツの行動と言葉に、ボアズが答えて行動を起こしている、

 ルツ記3章は、そういう構図になっています。
 初めに動いたのはナオミとルツで、
 それにボアズが応じて、行動を起こしています。

 ここから、女性たちの積極的信仰の姿勢が見て取れます。
 ルツの行動は、1女性の小さな行動でしたが、
 そのとき「歴史が動いた」のです。

 ボアズとルツが結婚し、生まれた子供オベドがダビデの祖父です。
 ルツは「あなたは家を絶やさぬ責任のある方です」と
 ボアズに語っています。

 ルツは、律法に基づいた決断を、ボアズに促していますが
 このことは、元異邦人であったルツが神の律法をよく知っており、
 それに従おうという姿勢であったことを、物語っています。

 ボアズも、紳士的かつ思いやりのある立派な男性ですが、
 ルツもまた、信仰的かつ愛にあふれた女性だった
 ことが3章からよくわかります。

 ルツは、姑であるナオミの言葉をきちんと聞いて、
 その言葉に忠実に従っています。
 そのようなルツとボアズの間に生まれたオベドが、

 ボアズとルツにどのように育てられたかは、
 想像に難くありません。
 オベドは幸せだったでしょう。そして信仰を継承していきます。

 その信仰が、ダビデにまで引き継がれていくのです。
 ゴリアテを倒した少年ダビデの信仰は、
 素晴らしいものです。このようなダビデの信仰の

 バックグラウンドには、このような先祖からの
 信仰の継承があったことは、ほぼ間違いないでしょう。
 ダビデのお兄さんたちは、それほどでもなかったようですが...

 【今日の聖書】
 ルツは、「言われるとおりにいたします」と言い、
 麦打ち場に下って行き、
 しゅうとめに命じられたとおりにした。

 ルツ記 3章5〜6節


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